ひまわり霊園

(='ω'= )

一人旅・2017年夏 ~鳥羽・沼津~

おはようございます。

以下常体

 


研究生活からの逃亡のため、急遽n泊n+1日の一人旅を強行した。
元々このようなものを書くつもりは無かったが、脅迫されてしまったので仕方なく書くことにした。

<全日程簡易一覧>


1日目:まりも邸へ
2日目:鳥羽へ移動、観光
3日目:沼津へ移動
4日目:みとしー他観光
5日目:大阪へ


以下各日程詳細


<1日目 9/16(土)>

初日からなんとトラブル発生。宿が予約できなかったのである。
当初では初日に鳥羽へ向かい、2日目にゆっくり観光する予定であった。そんなぁ
前日に宿を予約しようとする考えがそもそも誤りであるのだが、仕方がないので某所の民宿まりも亭に連絡したところ、部屋が確保できた。
…つまるところ後輩の下宿先に押しかけたわけである。害悪先輩

夕食は近所のつけ麺。写真はインスタ映えしなさそうだったので撮っていない。単に忘れていただけとも言う。

女将に身長が負けていたので、借りた寝間着がぶかぶかであった。悲しい。

ともあれなんとか無事に一泊出来たので、急な押しかけに応えてくれた民宿まりも亭に多大な感謝と、こんな←悪い先輩に良いように利用されてないか心配をしつつ、就寝。明日に備える。


<2日目 9/17(日)>

7時くらいに起床。オフへ向かう女将を見送り見送られつつ、近鉄電車で3時間ほど揺られ三重県鳥羽市へ。目的は勿論(?)鳥羽水族館である。

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昼食は鳥羽水直近の料亭で。ブリの照り焼きが美味しかったのだが、店員の数が足りてない上に要領が悪く、入り口まで来た客が「店員来ねぇなぁ〜〜」と帰っていく×2〜3回。来店した客そっちのけで皿の片付けなんかしてたらそりゃそうなる。色々と勿体無い。

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食後、いざ鳥羽水へ。9/17〜9/18にかけ台風が接近していたため、大して混んではいないだろうと高を括っていたが、そこそこの混み具合であった。三連休恐るべし。

他の客はカップル6割、家族連れ4割といったところ。傷心旅行で向かうのはやめた方がいい。

水族館の内容だが、展示種数日本一は伊達では無かった。多くの水槽に数々の魚類等が展示されており、これだけでも満足なのだが、更にドクターフィッシュ体験など企画も十分であった。

中には傷ついた魚や奇形の魚も居たので、その辺も展示するというのが鳥羽の方針なのだろう。

アシカショーもあったが、並んでまで観る程興味もなかったのでスルーした。アシカは魚類では無い。

そんなこんなで閉館ギリギリまで鳥羽水を満喫したのち、宿に向かおうとすると風が強くなり始め、既に傘がさせない程であった。びしょ濡れになりながら2日目の宿へ。

宿はゲストハウス、要するに普通の民家に泊めてもらう感じである。安かったのと、一応どのような宿なのか体験したかったので、1日だけならと思い予約した。

宿主のおじさんは気さくな方であった。近くの観光スポットを教えてもらいながら「(ごめん明日の朝にはここ出るねん…)」とか思って居たところ、静岡に向かうならフェリーに乗りなよ、と教えて頂いた。どうやら値段はあまり変わらないが、少し早く着くらしい。何より海を眺めながら移動できるアドのためにフェリー即決であった。

他の客は社会人の男性1人と女性1人。男性とは相部屋であったが、こちらの就寝時間を尊重してくださる方だったので無問題であった。
ただ色々気まずいので次からは普通の宿にしたい。

台風の中外出するのが億劫であったため、夕食はコンビニで済ませた。以降特に記述がない場合、飯はそんな感じである。


<3日目 9/18(月)>

6時起床。台風が過ぎ去り雲ひとつない青空だったのだが、何故だか自分の乗る予定だったフェリーだけが欠航になっており、一便後のものに変更した。

フェリーでは酔い防止のため殆ど寝て居たが、一度起き出して外の風景を撮影したりしていた。台風の影響か客は殆ど居なかったため、電車で行くよりはずっと良かったと思われる。

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フェリー→バス→電車と乗り継ぎ6時間ほどで沼津へ。ICOCAJR東海道線でも使える模様。

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沼津についた辺りで周りは聖地巡礼のキツイオタクで溢れていた。←自分ことは棚に上げる系オタク

ラ!サ!で花丸が未来未来言っていたため沼津ってどれだけ田舎なのかと思っていたが
至って普通の街…だったと思われる。今現在はその辺にラ!のポスターやら幕やらが溢れるオタクの街と化していた。

既に夕方だったのでホテルへ行き休むことに。今度はホテルという括りの中で安さを求めてみたが、まぁそんなに悪くはなかったと思う。シャンプーとボディーソープは小分けの袋入りだったので、近くのコンビニで購入した。

沼津を出た後は東京へ向かう予定だっため、夕食後に5日目以降の宿を探してのだが良い宿が見つからず、n=4がほぼ確定した。

浴衣をはだけさせずに寝るのは無理


<4日目 9/19(火)>

沼津に来た目的、伊豆・三津シーパラダイス(みとしー)へ。

乗り換えアプリ「ICOCAが使えない線へ4分で乗り換えてね!」
鬼畜である。

なんとかバスの時間に間に合った。というのも、みとしー行きのバスはラ!サ!のラッピングがされていたので迷うことはなかった。これ間違える奴おる???

バスはラッピングだけでなく、なんと車内放送がAqoursバージョンに差し替えられていた。未だにAqoursは声だけで誰か分からない時があるが、車内放送は学年順のローテーションだったため心配は無用であった。ダイヤさんに"ながお菓まんじゅう"なるものを推され、途中下車してまで買いに行きそうになったのは秘密である。

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10時ごろにみとしー到着。かなり空いており、周りの客はオタク7割、家族連れ3割ほど。カップルが殆ど居なかったので独り身には優しい水族館である。

ちょうどショーが始まる時間で、混んでもいなかったので海獣ショーも観ていくことに。
決めポーズがヨーソローのお姉さん、笑顔が素晴らしい。やはり大型水族館と比較するとパフォーマンスの完成度は劣ってしまうが、頑張っている感が出ていたため朗らかな気分になることができた。

展示種数も少ないが、その殆どが駿河湾や伊豆の河川に生息する生物であったため、自分の好みに合っていて非常に満足であった。
釣り体験コーナーが休日限定だったことだけが心残りである。次は休日に訪れることにしよう。

売店でお土産とうちっちーのストラップを購入。ストラップはポケセンよりぼったくりであった。

昼過ぎには混み始めたためみとしーを後にし、沼津駅へ。途中伊豆長岡駅で楽しそうなソフトクリームを発見したが、ワサビが嫌いだったので無難にチョコを選択。

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沼津駅には2時ごろ到着してしまったため、暇を潰すべく沼津港まで散歩することにした。

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堤防で海を眺めつつたそがれていると、親から電話が。実は家出だったので電話自体は予想できたが、タイミングが悪すぎてとても萎えた。

夕食は沼津駅付近の鮪丼。有名かは分からないが味は非常に良かったので来て正解であった。

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翌日に乗るバスを予約しつつ、午後8時に就寝。


<5日目 9/20(水)>

午前4時起床。始発に近い電車で静岡駅に向かう必要があったため止むなしである。

そして静岡から5時間半高速バスに揺られて大阪へ。着いたのは13時過ぎであった。

そして向かうのは勿論大学。そう、こがねの活動である。
わざわざ早起きして早朝のバスに乗ったのは、こがねの活動に間に合わせるためであった。

活動内容は省略。いつもの、である。

活動後にみんなでいつもの中華料理店へ行き、解散。その後帰宅し、親に「あ、帰って来たの?」という顔をされつつ、今回の一人旅は終わりである。



<まとめと感想>

今まで1人で旅をしたことがなく、また旅行の企画は他人に任せっきりであったため、今回の計画はかなり雑であった。そのおかげで学んだことも多々あるため、総じて良い経験であったと思う。

恐らく自分は旅行好きであることが分かった。と同時に、一人旅には向いていないことも分かった。寂しがりだから仕方ない。

また、聖地巡礼は1人で行ってもあまり満足しないようである。東京へ行かずに帰って来た理由の一つでもあるが、やはり見るだけでなくその場で話さないと気分も乗らないし興奮しない。興奮し過ぎても周りに迷惑なので困るが。

宿は安くてもなんとかなるが、結局買い物が増えるだけであったりするため、最初からある程度の質を確保した方が良いのかもしれない。ちなみに今回は一泊¥3000〜¥4000を目安にした。

傷は癒えなかったため未だ研究室をボイコット中であるが、行ってよかったと思える旅であった。


おしまい